ELEKITのTU-8100の電気特性を測ってみました。
測定ツールはDSSF3(音響測定分析システム)のRA(リアルタイムアナライザVer5.2.0.20)です。
・DSSF3がインストールされたPCのアナログ出力をTU-8100のRCAジャック入力に接続します。
・測定はLチャンネルのみ行いました(接続もLチャンネルのみです。)。
・TU-8100のボリュームは最大です。
・TU-8100のスピーカ出力にダミー抵抗を接続します(8Ω)。
・出力電圧が1V以上になるので、抵抗分圧してDSSF3がインストールされたPCのアナログ入力に接続します。
・抵抗分圧は、910Ω(1kΩと10kΩを並列接続したもの)と100Ωで行っています。DSSF3がインストールされたPCのアナログ入力インピーダンスも含め、実測で19.27dBの減衰です。(*抵抗値の誤差が大きく計算値より減衰していません)
下記に測定構成を記します。
入出力特性
入力は、0dBm相当の電圧0.775Vを0dBとしています。
周波数特性
入力レベルを変えて測定しています。
・0dBm相当電圧入力時の周波数特性です。
・-10dBm相当電圧入力時の周波数特性です。
・-20dBm相当電圧入力時の周波数特性です。
ひずみ率特性
入力レベル対ひずみ率特性
入力レベルは、dBmに相当する電圧です。(0dB=0.775V)
・周波数1kHzで測定しています。
約-5dB入力で、出力1Wです。
・周波数100Hzで測定しています。
約-5dB入力で、出力0.1Wです。
・周波数10kHzで測定しています。
約-5dB入力で、出力1Wです。
周波数対ひずみ率特性
・入力レベルは-30dBm相当電圧で測定しています。
出力は、100Hzで約1mW、1kHz,10kHzで約4.5mWです。
・入力レベルは-20dBm相当電圧で測定しています。
出力は、100Hzで約12mW、1kHz,10kHzで約40mWです。
・入力レベルは-10dBm相当電圧で測定しています。
出力は、100Hzで約180mW、1kHz,10kHzで約400mWです。
・入力レベルは-0dBm相当電圧で測定しています。
FFT特性及びオシロスコープ波形
・1kHz、-0dBm相当電圧入力時のFFT特性です。
・1kHz、-0dBm相当電圧入力時のオシロスコープ波形です。
・1kHz、-6dBm相当電圧入力時のFFT特性です。
・1kHz、-6dBm相当電圧入力時のオシロスコープ波形です。
・1kHz、-10dBm相当電圧入力時のFFT特性です。
・1kHz、-10dBm相当電圧入力時のオシロスコープ波形です。
・100Hz、-6dBm相当電圧入力時のFFT特性です。
・100Hz、-6dBm相当電圧入力時のオシロスコープ波形です。
・100Hz、-10dBm相当電圧入力時のFFT特性です。
・100Hz、-10dBm相当電圧入力時のオシロスコープ波形です。
・10kHz、-6dBm相当電圧入力時のFFT特性です。
・10kHz、-6dBm相当電圧入力時のオシロスコープ波形です。
・10kHz、-10dBm相当電圧入力時のFFT特性です。
・10kHz、-10dBm相当電圧入力時のオシロスコープ波形です。
以上です。